2026/7/4 14:28:24 · 10-Q 提出 · 一般消費財
スターバックス FY2026 Q2、EPSが前年比62.3%減の0.26ドル
56
FinScore
上位44%
算出基準: 実分布:SIC581(n=52)
業種平均(50)
利益の質が91pt(業種内上位9%)と際立って高い一方、成長性は39pt(下位39%)、健全性は42pt(下位42%)と相対的に低位に留まり、高品質な利益を生み出す構造と成長・財務基盤の弱さが併存するプロファイルで特徴づけられる。

売上高は前年比5.5%増の約99.2億ドルを確保したが、純利益は2.933億ドルにとどまりEPSが大幅に落ち込んだ。
債務超過
スターバックス(SBUX)は現地時間、FY2026年第2四半期(Q1)の決算を開示した。売上高は99.151億ドル(前年比5.5%増)と増収を確保した一方、営業利益は8.908億ドル、営業利益率は9.0%にとどまった。純利益は2.933億ドルで、1株当たり利益(EPS)は0.26ドルと前年比62.3%の大幅減となった。
時系列と財務健全性を組み合わせて観察すると、売上成長率(5.5%)と営業利益率(9.0%)を合算したRule of 40は14.5と、SaaSセクター等で一般的に参照される40の水準を大きく下回る。さらにAltman-Zスコアは-0.8を示しており、財務的な圧力が数値に表れている。加えて、開示フラグには「債務超過」が記載されており、貸借対照表上の純資産がマイナスの状態にあることが確認される。
当メディア独自の総合財務スコアであるFinScore(業種内パーセンタイル・0〜100)は56と業種内中位に位置する。EPSの急落幅と債務超過フラグの併存は、今後の開示における注視点となる。決算資料の一次ソースはSECのEDGARに掲載されている。
会社計画
経営陣が一次開示で示した数値。すべて原文リンク付き。
FY2026 · 希薄化後EPS 2.25 〜 2.45 ドル/株 Non-GAAP
“Non-GAAP earnings per share in the range of $2.25 to $2.45”
FY2026 · 希薄化後EPS 1.73 〜 1.93 ドル/株 GAAP
“Diluted net earnings per share (GAAP) (1) | $ 1.73- 1.93”
FY2026 · その他 600 〜 650 件 —
“Approximately 600 to 650 net new coffeehouses globally across company-operated and licensed businesses”
会社の声
経営陣自身の説明を帰属形式で整理。評価は加えていません。
- CEOは、第2四半期がBack to Starbucks計画によるトップライン・ボトムライン両面の成長を伴い、ターンアラウンドの転換点となったと述べた。原文: “Our second quarter marked the turn in our turnaround as our Back to Starbucks plan drove both top and bottom line growth”
- CFOは、コンプ成長とコスト規律の両立がマージンに現れ始めていると述べた。原文: “the combination of our comp growth and cost discipline starting to show up in margins”
- 同社は、Boyu Capitalとのジョイントベンチャーの設立完了を発表した。原文: “the closing of its previously announced joint venture with Boyu Capital to operate Starbucks retail in China”
- 同社は、通期ガイダンスは中国の小売事業を上半期は連結子会社、下半期はライセンシー構造として反映していると説明している。原文: “Guidance reflects the retail operations of Starbucks China as a joint venture licensee structure in the second half of the fiscal year 2026. The retail operations of Starbucks China are reported as a company-operated business for the first half of fiscal year 2026.”
- 同社は、FY2026通期のコンプ売上成長率と非GAAP EPSのガイダンスを引き上げたと発表した。原文: “Raises Fiscal Year 2026 Guidance for Comparable Stores Sales Growth and Non-GAAP EPS”
FinScore推移 · 柱別スコア · 決算データ一覧
出典: SEC EDGAR 一次開示。 数値はXBRL確定値および一次開示原文から機械的に算出・照合しています。本記事は投資助言ではありません。